若い頃のドライブの教訓

若い頃、いつも暇さえあれば集まって遊んでる仲間がいた。遊ぶといっても「誰かの家に集まる」か「カラオケ」で遊ぶ程度。

その日も休みの前の日にカラオケで朝まで過ごし、一旦解散してから昼頃にまた意味もなく集まった。免許を取ったばかりだったのもあり「家でダラダラ過ごす位なら車でどこか行く?」と軽い気持ちで出発した。

日々、目的もなく過ごしていた為、車に乗り込んだ後も特に行きたい場所もなく、運転手もあまり深く考えずどんどん郊外へ進んでいった。ふと気がついたら家から3時間ほどの距離を目的もなく走っていた。人生初のドライブだった。

季節は冬で、寒い地域だった為、雪がすごい。積もっているだけではなく「何故そんな日にドライブ?」との声が聞こえてきそうなほどの雪が降っていた。ただ、何の計画も立てず、目的も持たず、ただひたすら車を走らせる。車の中はいつもの雑談。どこかへ行く為のドライブではなく「ドライブ」そのものを自然に楽しむ事が出来ていた。

さすがに3時間も経てば無意味さに焦りを感じはじめ、何か見つけたら寄る事になった。そこからは全員が外の看板に注目し、興味を示すものを探した。その結果、山奥にぽつんと「トリックアート展」を見つけ、無事目的を見つけ楽しむことが出来た。通常だと行こうと思わない所でも、ドライブ×偶然のおかげで楽しむ事が出来るのがドライブの醍醐味だとしみじみ感じた。

その後も引き返す事なく車を3時間走り進め、中心街に到着。時間も遅かったので居酒屋で遅めの夕食を食べて、30分程度の滞在で帰路に向かった。

滞在時間、トータル1時間
移動時間、トータル12時間

今振り返ると無謀なドライブだったと思う。大人になった今、行動よりも考えが先に出てしまう為、若いからこそ出来たドライブだったと思う。

若さのドライブで得たものは
「頭で考える事が全てではない」とゆー事と
「2日も寝不足だと若くても疲れる」とゆー事だった。

とても貴重な思い出のひとつである。